人には言いづらい水虫の悩み、でも夏は暑くて靴下なんて履いてられない!プールや海に行くなら断然サンダル!そんな時に水虫だと恥ずかしくてスニーカーにしたくなりますよね。水虫を今のうちにしっかり治して、うつらないように予防法も知っておきましょう!

海で素足で遊ぶ女性とサンダル

水虫ってそもそも何でこんなに治りづらいの?

水虫は数ある感染症の中でも特に治りづらいものとされており、何年もかけて治療に取り組んでいるという人も珍しくありません。そうした中では「そもそもどうして水虫はこんなに治りづらいのか」という疑問が出ることも多いのですが、この理由として最も大きいのは「薬を使うと症状がすぐに治まるから」ということが挙げられます。市販の水虫薬を使っても1週間程度で痒みが治まって外見も綺麗になるということが多いため、ひとまず塗り薬をつかって治しているという人はかなりいます。しかし水虫の原因である白癬菌は皮膚の奥に潜んで活動をしていますから、表面だけが綺麗になっても皮膚の奥には水虫の原因がまだ残っているのです。原因を取り除かずに治ったと思い込んでしまった結果、本当は治っていなかった水虫が再び目に見えるようになって「再発した」と感じてしまうわけです。加えて「秋から冬にかけては症状が治まることが多い」というのも大きなポイントと言えるでしょう。白癬菌は湿度の高い環境で特に活発に活動することになりますから、湿度が下がる秋や冬になると活動が停止することが少なくありません。この活動が停止した時もやはり治ったと勘違いしてしまいやすく、せっかくそれまで続けていた治療を切り上げてしまって春や夏になると再び症状が出てくるといった形になってしまいます。こうした要素があるために水虫の再発率は50%以上と言われるようになり、結果として治りづらいという印象が強くなってしまったわけです。ただこれはいずれも「水虫の根本を治療しなかった」ということが原因であり、しっかりと治療をすればよほど悪化していない限り完治が出来ることは間違いありません。痒みに長く悩まされることの無いように、治療をする時はしっかり完治するまで続けるようにしましょう。

水虫になりやすい季節って?

水虫は一年中感染する危険性がありますが、なりやすい時期は梅雨から夏にかけてです。これは水虫の原因となる白癬菌が高温多湿の場所を好んで繁殖することが理由で、日本の気候は梅雨から夏にかけてが白癬菌の繁殖しやすい高温多湿になるためです。そのため仕事で革靴を履く機会が多い男性は、出勤時から帰宅時までの長い時間、ずっと靴を履きっぱなしになってしまい足が蒸れやすくなるので、梅雨から夏にかけて水虫の症状が悪化しやすくなるのです。水虫は自然に治ったという人もいますが、そういう人は秋から冬にかけて増えてきます。それは白癬菌が苦手とする低温と乾燥の時期になって活動が低下しているためです。現在の日本では冬でも室内の暖房温度が高く設定されていたり、乾燥防止のために加湿器を設置しているところも少なくありません。また、冬場になるとブーツを履く機会も多くなり、足の中が蒸れてしまいます。この状況は梅雨から夏にかけての白癬菌が繁殖しやすい環境と同じような環境を作り出してしまいます。そのため、梅雨から夏以外の時期でも一年中水虫に感染しやすくなってしまっています。対策としては白癬菌の生息しにくい状況を作ることです。低温にすることは冷えなどを引き起こしてしまうので難しいですが、足を乾燥した状態にすることは簡単にできます。仕事で履く靴は2足以上用意しておき、二日続けて同じ靴を履かないようにして湿気対策を行ったり、帰宅したら靴下やストッキングなどの足の蒸れの原因となるものを脱ぐようにしたり、風呂上がりなども足の指の間の水気もしっかりとタオルで吸い取って乾燥させるようにすることで水虫の感染とぞうしょくを防ぐことができます。

水虫はうつされないように予防にも気を付ける

水虫は本来だとそこまで感染力の強いものではないのですが、現代日本人の生活は一度肌についた白癬菌が好みやすい環境が整っているため、こと日本に限って言えば感染力がかなり強い状態になっています。特に夏場に感染してしまうと夏の高温多湿な気候とあいまって一気に悪化してしまうことがありますから、水虫予防をするのであればまず他人にうつされないようにすることが重要です。さて、では具体的に他人にうつされないようにする予防としてはどういったことをすれば良いのかと言うと、基本となるのは清潔と乾燥の二つです。まず清潔については肌に付着した白癬菌が定着するよりも先に洗い流すことです。白癬菌が皮膚に定着するまでには24時間ほどかかると言われており、その間であればたとえ肌に白癬菌が付いたとしても洗い流せば水虫は発症しません。したがって毎日お風呂に入った時にせっけんをつかって足の指の間までしっかりと洗えば白癬菌は毎日洗い流すことができるわけです。次に乾燥についてですが、これは主に肌に定着してしまった白癬菌が水虫になることを防ぐために行うべきことです。白癬菌が増殖するためには高温多湿の環境が必要ですが、逆に高温多湿の環境を作らないようにすれば白癬菌の増殖は食い止められます。ただ高温の環境を作らないというのはなかなか難しく、靴下や革靴を履かなくてはならないビジネスマンだと常に涼しくしておくと言うのは現実的ではありません。ですからここでは湿度を上げない乾燥を重点的に行うべきとなり、具体的には定期的に靴を脱いで風を通してやり、また出来れば職場などでは通気性の良いスリッパを履くようにすると良いでしょう。こうしたことを徹底すれば水虫がうつることはほぼ完全に予防できますから、毎日の生活に取り入れていくことをおすすめします。

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